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1.汎用CADの使用
当社ではDRA−CAD for Windowsという二次元汎用CADを使用して作図をしています。
建築設備用のCAD(専用CAD)は数多くありますが、何故汎用CADを使用するか?
それにはいくつかの理由があります。
1)
作図のスピード
作図する際に汎用CADは定規と鉛筆をコンピュータで行うといった感覚ですが、専用CADはパーツを組み立てていくといった感覚になります。
専用CADは作図する際にそれぞれのパーツの属性や高さなどの情報を入力する必要があります。
これは図面を修正するといった場合に非常に効率の良いものとなり得ますが、最初に図面を提出するまでの時間がかかってしまいます。
2)互換性
1)で各パーツに属性などの情報があると書きましたが、現在多く使われているDXF形式の互換ファイルでは、絵としての属性以外は無視されてしまいます。
最近では図面の提出は原図よりもデータでのやりとりが多くなり、お互いに図面を修正しつつ完成させる、または複数のデータを組み合わせて完成させるといった形が多くなってきています。
専用CADは独自の互換ファイルを開発しているようですが、建設業界全体に浸透するにはかなりの時間がかかると思われ、データ変換の効率化を図る場合はシンプルなCADの使用が多くのCADに柔軟に対応出来ると言えます。
3)事実
汎用CADは現場単位では圧倒的にJW−CADが使われ、未だ対抗するCADが現れていないのが現状です。
それぞれの専用CADとJW−CADには価格でも機能でも大きな違いがあり、特に三次元のCADではJW−CADにDXF変換した場合に三次元としての属性を失ってしまうだけでなく、二次元としての属性を失ってしまう可能性もあり、図面の受け渡しをする場合”変換”の作業に以外と時間がかかってしまいます。
この点は汎用CAD同士ならば幾分緩和されます。多くのCADでJWWを読み書きできるコマンドを実装していますが、失った(元から存在しない)属性を得ることは出来ないため、そこから図面を加工するのにはデータを整理したり自社仕様に変える必要があるため、他者のCADを常に意識しなくていけない当社としては極力互換の良いCADを選択する必要が有ります。
※ここでは専用CADを使用していない理由を述べていますが、これは専用CADが
使えないわけではありません。例えば自社で加工や積算などをする場合には専用CADは威力を発揮すると思われますが、作図を中心に行っている当社ではそこまでの機能を必要としていないのです。
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